三角のレトロ

JR三角駅からちょっと車を走らせて

「三角西港」


三角西港は1887年(明治20年)に

明治政府の殖産興業の政策に基づいて

オランダ人水理工師であるローエンホルスト・ムルドル

の設計により築港されました。

築港当時の姿が完璧に現存している唯一の港として

国の重要文化財に指定されています

(世界のくまもとHPより引用)

いちばん目を引く建物

「浦島屋(復元)」

明治時代の三角の旅館で

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が

長崎の帰途立ち寄り

「夏の日の夢」と題する紀行文の舞台とした

建物内はがら~ん

三角西港の設計者ムルドルの名にちなんで

つけられたムルドルハウス

龍驤館(りゅうじょうかん)

大正7年に明治天皇の即位50周年を記念して

宇土郡教育会が建てた木造平屋建ての洋館

旧高田回漕店(復元)

海運業を営む高田儀丸の回船問屋

どの建物も

あんまり力を入れてない感じなんだけど

当時の宇土・天草地方の行政、経済の中心で

栄えていたのはわかります

ぼぉーと海を見る

旧三角海運倉庫

現在はカフェが入っている建物

ここもどうもやる気が感じられない

アコウの木


背後に迫っている山から

水を直接海に流すために造られた

石積の排水路


いまにも通じる都市計画かも?


積極的に観光に力を入れていないように感じるけど

それもまた良し

平日だから?混雑無し、インバウンド無しで

のんびり散策

こちらは天草五橋の1号橋・天門橋の

すぐお隣に架かる天城橋

三角西港側から見える橋です