私の夏休み②

10:03 発 の黒部峡谷鉄道トロッコ列車に乗車です

こんな感じの列車

出発してすぐに黒部川に架かる旧山彦橋

以前はこの橋に鉄道が通っていた


宇奈月ダムの湖面橋

「湖上に浮かぶ城」をイメージして造られた

新柳河原発電所


お猿のために作られた猿専用の吊り橋
運が良ければ橋を渡る猿が見られるそうですよ


渡るお猿さんは見られなかったけど

線路わきにはたくさんいました


仏に似ているので仏石

赤い頭巾が目印

出し平ダム

全国でも有数の流出土砂の多い黒部川の

ダムにたまった土砂を

下流に排出できるよう

排砂設備が設けられているそうです


関西電力 黒部川第二発電所


水量がなくて石がゴロゴロのところもある


終点の欅平駅に11:21 到着



黒部川水系には有名な黒部ダムのほかに

四つのダムと

12の水力発電所があって

発電した電気は主に関西方面へ送られているとのこと


発電所は遠隔制御されているそうだけど

ダムや発電所の管理には

定期的に人手が入るわけだから

冬の鉄道が休止している時期に

この山奥に徒歩で入るのは並大抵ではないわね


そのための冬期歩道

中はトンネルになっていて

外の空気が入るよう、ところどころ穴が開いています


ダム作業員や関西電力の委託を受けた

物資運搬員が利用する歩道で

欅平まで約20kmつながっています

物資運搬員が担ぐ荷物は10㎏以上にもなり

歩くと6時間以上かかるそうです